画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド


9.4.1 受信データの形式(OpenTP1サーバ連携の場合)

受信データは,データ長設定領域および論理マップ領域(入力論理マップの領域)から構成されます。使用できる文字コードは,シフトJISです。

ユーザプログラムで受け取る受信データに設定されている値を次の表に示します。初回の業務呼び出し時はクライアント側からの受信データがないため,通信制御サーブレットで初期化された値が設定されています。

表9‒4 受信データの内容

データ項目名

長さ

(位置)

データ形式

データ名

内容

共通インタフェース領域(XMAP-COM

アイキャッチャ

4

X(4)

XMAP-COM-ID

前回送信時の設定値

リターン値1

2(4)

9(4) COMP-5※1

XMAP-COM-RTN

  • 0:正常

  • 0以外:クライアント側で発生したエラーコード

リターン値2

2(6)

9(4) COMP-5※1

XMAP-COM-RSN

  • 0:正常

  • 0以外:クライアント側で発生したエラーコード

仮想端末名

8(8)

X(8)

XMAP-COM-TNAME

前回送信時の設定値

通信種別

4(16)

X(4)

XMAP-COM-MSG

前回送信時の設定値

マップ名

8(20)

X(8)

XMAP-COM-MAPNAME

前回送信時の設定値

未使用

4(28)

X(4)

XMAP-COM-RSV1

前回送信時の設定値

印刷完了通知オプション

1(32)

X

XMAP-COM-PRTOPT

前回送信時の設定値

終了通知オプション

1(33)

X

XMAP-COM-ENDOPT

前回送信時の設定値

未使用

6(34)

X(6)

XMAP-COM-RSV2

前回送信時の設定値

マッピングオプション大分類

4(40)

9(8) COMP-5※1

XMAP-COM-MAPOPT1

前回送信時の設定値

マッピングオプション小分類

4(44)

9(8) COMP-5※1

XMAP-COM-MAPOPT2

前回送信時の設定値

未使用

16(48)

X(16)

XMAP-COM-RSV3

前回送信時の設定値

URLデータ長

2(64)

9(4) COMP-5※1

XMAP-COM-URLLNG

前回送信時の設定値

論理マップ長

2(66)

9(4) COMP-5※1

XMAP-COM-LSGLNG

論理マップ領域に設定されている入力論理マップの長さ(0〜32,000)※2

未使用

60(68)

X(60)

XMAP-COM-RSV4

前回送信時の設定値

URLデータ

128(128)

X(128)

XMAP-COM-URL

前回送信時の設定値

論理マップ領域

論理マップ領域

32,000(256)

X(32,000)

XMAP-LSG

入力論理マップデータ※3

注※1

アプリケーションサーバがUNIXの場合,「COMP-5」を「COMP」にしてください。

注※2

初回の業務呼び出し,帳票出力およびエラー発生時には0が設定されています。

注※3

初回の業務呼び出し,帳票出力およびエラー発生時には設定されません。