画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発ガイド


10.4 作成する帳票の決定

作成する帳票を決める場合,「使用するプリンタは何か」,「印刷モードは何か」などを考慮した上で,作成する帳票を選ぶ必要があります(定義対象の選択)。ここでは,定義対象を選択するときの手順を説明します。

  1. APから見た印刷対象プリンタは何か

    • シリアルインパクトプリンタへの印刷か

    • ページプリンタへの印刷か

    • ページプリンタ/シリアルインパクトプリンタ共用か

      APから,シリアルインパクトプリンタに印刷したり,ページプリンタに印刷したりする使い方を共用といいます。ファクシミリ(以降,FAX)への出力は,この扱いになります。

    • プレプリントへの印刷か

      プレプリント紙を使用する場合は,シリアルインパクトプリンタの扱いになります。

    詳細は,「10.4.1 印刷対象プリンタと定義時の指定との関係」を参照してください。

  2. 印刷モードは何か

    • GDIによるWindowsプリンタ印刷か

      スプールデータ形式:EMF

    • PDLスルーによる特定のプリンタへの印刷か

      スプールデータ形式:RAW

    詳細は,「10.4.2 印刷モード(GDI,PDLスルー,FAXC/SPOOL出力,PDFファイル出力)」を参照してください。

  3. 使用できる機能の確認

    • 文字サイズ,けい線,バーコードなど

    詳細は,「10.4.3 使用できる機能の確認」を参照してください。

  4. 使用するAPIとAPの記述言語の確定

    • ページ単位か行単位か

    詳細は,「10.4.4(4) 使用できるAPI」を参照してください。

〈この節の構成〉