1.3 XMAP3の製品体系
XMAP3には，表現力の豊かな画面・帳票を作成するための開発環境，スタンドアロン，バッチシステム，C/Sシステム，OLTPなどの基幹業務を実現する実行環境，さらにWebシステム（Windowsマシン/Webサーバ利用）を活用したWeb実行環境に対応する製品があります。
XMAP3の製品を次に示します。
-
開発環境
XMAP3 Developer（Windows版）
XMAP3 開発支援ユティリティ（Windows版）
-
実行環境（オンラインシステム向け）
XMAP3 Server Runtime（Windows版/UNIX版）
XMAP3 Client Runtime（Windows版）
-
Web実行環境（Web連携システム向け）
XMAP3/Web for Cosminexus（Windows版）
図1‒10 XMAP3の製品の位置づけ ![[図データ]](GRAPHICS/ZU01S010.GIF)
XMAP3の画面，帳票定義，およびアプリケーションプログラム（AP）の開発など，XMAP3開発環境を提供する製品です。
詳細については，「3.2 XMAP3 Developer」を参照してください。
XMAP3 Developerでのマップ開発業務を拡張する機能を提供する製品です。UNIXおよびメインフレームのマップをWindowsに移管したり，画面や帳票などのマップファイルを別の形式に変換したりできるため，マップ開発の利便性が向上します。
詳細については，「3.3 XMAP3 開発支援ユティリティ」を参照してください。
XMAP3のスタンドアロンおよびC/Sシステムのサーバ実行環境を提供する製品です。Windows対応のXMAP3 Server Runtimeでは，C/Sシステムのクライアント実行環境も提供しています。XMAP3で作成した画面のクライアントへの表示，および帳票の印刷ができます。UNIX版XMAP3 Server Runtimeでは，UNIX上のプリンタに印刷できます。
詳細については，「3.4 XMAP3 Server Runtime，XMAP3 Client Runtime」を参照してください。
XMAP3のスタンドアロン，およびC/Sシステムのクライアント実行環境を提供する製品です。WindowsマシンからXMAP3で作成した画面表示，帳票印刷を実行できます。
- 参考
-
XMAP3 Client RuntimeをインストールしたマシンにXMAP3 Client 印刷拡張機能をインストールすると，XMAP3 Server Runtimeの機能である印刷拡張セットアップを使用できるようになります。
詳細については，「3.4 XMAP3 Server Runtime，XMAP3 Client Runtime」を参照してください。
XMAP3の画面と帳票をWeb実行環境で使用できるようにする製品です。XMAP3/Web for Cosminexusには，基盤とするWeb連携システムに応じて次に示す機能があります。
- XMAP3 Cosminexus連携機能
-
Cosminexusアプリケーションサーバと連携して動作するWebシステムで，XMAP3を使用します。
- XMAP3 TP1/Web連携機能
-
TP1/Webと連携して動作するWebシステムでXMAP3を使用します。
詳細については，「3.5 XMAP3/Web for Cosminexus」を参照してください。