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XMAP3 Version 5 画面・帳票サポートシステム XMAP3 概説


1.4 XMAP3開発環境のシステム構成

XMAP3を使用して画面・帳票を開発する場合のシステム構成です。

XMAP3開発環境のシステム構成を次に示します。

XMAP3だけを使用した開発

XMAP3だけを使って,画面・帳票のレイアウト情報(マップ)を開発する場合のシステム構成です。マップについては,「2.1.2 XMAP3の業務システム別の開発手順」を参照してください。

図1‒11 画面・帳票のマップを開発する場合のシステム構成

[図データ]

COBOL2002と連携した開発

COBOL2002のCOBOL開発マネージャと連携して,XMAP3の画面・帳票のマップおよびAPを開発する場合のシステム構成です。

図1‒12 COBOL2002のCOBOL開発マネージャと連携する場合のシステム構成

[図データ]

Visual C++を使用した開発

Visual C++を使用して,XMAP3の画面・帳票のマップおよびC/C++のAPを開発する場合のシステム構成です。

図1‒13 Visual C++を使用する場合のシステム構成

[図データ]

SEWB+と連携した開発

XMAP3で開発した画面・帳票の定義ファイルをリポジトリで管理し,定義ファイルの情報を取り込むために,SEWB+(SEWB+/REPOSITORYおよびSEWB+/REPOSITORY-BROWSER)と連携する場合のシステム構成です。

図1‒14 SEWB+と連携する場合のシステム構成

[図データ]

リモートデスクトップサービスを利用した構成による開発

Windowsが提供するリモートデスクトップサービス機能を利用し,XMAP3の画面・帳票を開発する場合のシステム構成です。

リモートデスクトップサービスを利用した構成では,リモートデスクトップサービスのサーバにXMAP3をインストールすれば,各クライアントにXMAP3をインストールする必要はありません。サーバでセットアップファイルを一元管理することで,各クライアントで共通の開発環境を使用できます。また,XMAP3やAPの開発で使用する各種のファイルをクライアントに配布する必要もなく,リソースをサーバで集中管理できます。

図1‒15 リモートデスクトップサービスを利用して開発する場合のシステム構成

[図データ]

CosminexusアプリケーションサーバのWebシステム構成での開発

XMAP3で利用する画面・帳票を定義し,JavaまたはCOBOLでAPを開発できます。次の図は,COBOLで開発する場合のCosminexusアプリケーションサーバのWebシステム構成です。Javaで作成する場合は,COBOLは不要です。

図1‒16 CosminexusアプリケーションサーバのWebシステム構成(開発)

[図データ]

TP1/Webと連携したWebシステム構成での開発

XMAP3で利用する画面・帳票を定義し,C/C++またはCOBOLでAPを開発できます。また,Webサーバ上のOpenTP1から,ほかのOpenTP1サーバと連携できます。次の図は,COBOLで開発する場合のTP1/Webと連携したWebシステム構成です。C/C++で作成する場合は,Visual C++が必要です。

図1‒17 TP1/Webと連携したWebシステム構成(COBOLで開発する場合)

[図データ]