Bibliotheca21 Version 2 Standard
ここでは,収集先にネットワークドライブを指定して差分収集を実行する場合に,「atサービスのアカウント」を変更する方法について説明します。
「atサービス」はSYSTEMアカウントで実行されます。SYSTEMアカウントはネットワークドライブにアクセスできません。このため,収集先にネットワークドライブを指定している場合は,実行するユーザアカウントを変更する必要があります。
「atサービス」(atコマンドで登録したジョブ)をタスクにアップグレードできる場合は,個々に設定が可能です。「atサービス」をタスクにアップグレードできない場合は,「atサービスのアカウント」を変更することはできますが,変更した場合すべての「atサービス」に影響します。その他の「atサービス」のアカウントを変更したくない場合は,収集環境定義ウィザードの「スクリプト生成」で出力先として指定したフォルダ内にあるscript.batを,「タスクスケジューラ」で「タスク」として登録してください。
また,OSによってはユーザがログオンしていなくても実行する設定にしなければならない場合や,管理者特権を与えなければならない場合があります。
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