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付録C.4 文書登録コマンドBIBregistDocコマンド)の文法

文書を登録するには,文書登録コマンド(BIBregistDocコマンド)を実行します。

ここでは,BIBregistDocコマンドについて説明します。

<この項の構成>
(1) 機能
(2) 形式
(3) オプション
(4) 戻り値
(5) 注意事項

(1) 機能

文書を登録します。

(2) 形式

BIBregistDoc -c CollectorName 
              [-f MaxDocNum]
              [-t TimeOut]
              [-p ErrorLevel]

(3) オプション

-c CollectorName
収集の対象となる収集環境の名前を指定します。

-f MaxDocNum
収集する文書数を,1〜2,147,483,647の範囲で指定します。収集する文書数を制限する場合に指定します。省略した場合は,-cオプションで指定した収集環境のすべての文書を対象にします。

-t TimeOut
収集時間をhhmm形式の4けたの数字で指定します。hhmmで0001〜2359の範囲で指定します。hhには時間を表す数字を00〜23の範囲で指定します。また,mmには時間の分を表す数字を00〜59の範囲で指定します。
なお,TimeOutに指定した時間になった時点で,ある文書の収集処理が途中の場合は,その文書の収集処理が完了してから収集を終了します。省略した場合は,時間の制限はありません。

-p ErrorLevel
コマンドの動作(戻り値)を詳細化するオプションです。
0:分割実行機能により中断した場合かどうかを戻り値で判定しません。
1:分割実行機能により中断した場合かどうかを戻り値で判定可能とします。

(4) 戻り値

戻り値を次に示します。

戻り値 意味
-1 異常終了
0 -pの指定が0の場合:正常終了
-pの指定が1の場合:正常終了(対象文書をすべて処理)
1 -pの指定が0の場合:警告付き正常終了
-pの指定が1の場合:警告付き正常終了(対象文書をすべて処理)
2 引数不正
3 メモリ不足
4 I/Oエラー
5 パーミッションエラー
6 多重実行
7 定義不正
8 -pの指定が1の場合:正常終了(分割実行機能により中断)
9 -pの指定が1の場合:警告付き正常終了(分割実行機能により中断)

(5) 注意事項