Bibliotheca21 Version 2 Standard
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この節では,アクセス権を考慮して検索する方法について説明します。
アクセス権を考慮した検索を実行した場合は,検索実行ユーザに対して参照権限がある文書だけが検索結果として表示されます。このため,アクセス権限の異なるユーザが同じ検索先を共用している場合などでも,セキュリティ管理が容易にできます。
なお,アクセス権を考慮した検索を使用するには,検索画面の設定が必要です。詳細については,「5.7 ASP.NET版検索テンプレートのカスタマイズ」を参照してください。
- <この節の構成>
- (1) 注意事項
- アクセス権を考慮した検索では,検索実行ユーザの所属するグループが30を超えると,検索に時間が掛かる場合があります。
- Bibliotheca21のバージョン02-21以前の環境で収集したテキストデータベースに対してアクセス権を考慮した検索を実行した場合は,アクセス権を考慮しない検索と同じ検索結果になります。
- 検索対象の文書を収集してから文書のアクセス権の設定を変更した場合,データベースに収集された文書と違いがあるため,検索結果に表示された文書の参照ができない,または検索結果に表示されないときがあります。この場合は次の手順で収集環境の削除と再設定をしてください。
- 「Bibliotheca21 環境定義」画面で削除する収集環境の名前を選択します。このとき[登録文書も削除]のチェックボックスをチェックしてください。
- [削除]ボタンをクリックします。
- 選択した収集環境が削除されます。
- 収集環境の再作成および,文書の再収集を行います。
なお,詳細は「5.1 収集環境の作成および文書の収集」,および「5.2 収集環境または文書の削除」を参照してください。
- アクセス権を考慮した検索の場合,予約検索は使用できません。
- アクセス権を考慮した検索で扱うことができるアカウントの数は,合計で131,072種類が上限です。131,072種類を超えるアカウントを扱うと,収集されない文書が発生するおそれがあります。アカウントの数はActive Directoryに登録されているユーザとグループの数,およびDominoサーバ公開アドレス帳に登録されているユーザとグループの数の合計のうち,収集した文書に付加されているものが対象です。
- アクセス権の収集指定は収集・登録実行後に変更しないでください。アクセス権の収集指定の値は常に変更できますが,文書の収集・登録を実行したあとに値を変更すると指定値とテキストデータベースの内容が不一致の状態となり,収集環境の設定と検索結果が異なるおそれがあります。
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