Bibliotheca21 Version 2 Standard

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4.3.2 ネットワーク環境がIIS7.0以降(Windows VistaまたはWindows Server 2008)の場合

ネットワーク環境がIIS7.0以降(Windows VistaまたはWindows Server 2008)の場合の設定方法について説明します。

なお,アプリケーションの追加方法は使用する検索テンプレートにより異なります。ASP.NET版検索テンプレートを使用する場合は,「(1) アプリケーションを追加する(ASP.NET版検索テンプレートを使用する場合)」を参照してください。ASP版検索テンプレートを使用する場合は,「(2) アプリケーションを追加する(ASP版検索テンプレートを使用する場合)」を参照してください。

<この項の構成>
(1) アプリケーションを追加する(ASP.NET版検索テンプレートを使用する場合)
(2) アプリケーションを追加する(ASP版検索テンプレートを使用する場合)
(3) アプリケーションを追加する(予約検索システムを使用する場合)

(1) アプリケーションを追加する(ASP.NET版検索テンプレートを使用する場合)

ここでは,ASP.NET版検索テンプレートを使用する場合に,インターネットインフォメーションサービスでアプリケーションを追加する方法について説明します。

アプリケーションの追加は,次の順序で実施してください。

  1. アプリケーションの追加
  2. アプリケーションのアクセス権の設定
    任意で行う作業です。
  3. ISAPIおよびCGI制限の設定
  4. 32bitモードの設定
    使用しているOSがWindows Vista x64,Windows Server 2008 x64の場合に必要な作業です。

それぞれの作業の詳細を次に示します。

(a) アプリケーションの追加

Bibliotheca21のアプリケーションは,インターネットインフォメーションサービスの「Default Web Site」に追加してください。

アプリケーションを追加する際に設定する情報を次に示します。

(b) アプリケーションのアクセス権の設定(任意)

Bibliotheca21のアプリケーションに対するユーザのアクセスを制御する場合は,アプリケーションを作成する際に設定した物理パス「Bibliotheca21のインストールディレクトリ\ISS\ASPX」にアクセス権を設定します。

アクセスを制御する場合は次の作業のうちどれか,またはすべてを実施してください。

(c) ISAPIおよびCGI制限の設定

インターネットインフォメーションサービスで,「ISAPIおよびCGI制限の設定」−「ASP.NETv2.0.xxxxx」のプロパティの「状態」を「許可」に設定してください。

注※:xxxxx(バージョン番号)はインストールしたバージョンに対応します。

(d) 32bitモードの設定

使用しているOSが次のどちらかの場合は,インターネットインフォメーションサービスの32bitモードを有効にする必要があります。

アプリケーションの追加時に選択したアプリケーションプールの「詳細設定」で,「32ビットアプリケーションの有効化」を「True」に設定してください。

(e) 注意事項

IIS7.0を使用している場合,アクセスが集中したときに使用メモリが仮想メモリの利用限界値を超えて,検索画面が利用できなくなるおそれがあります。このような場合は,「DefaultAppPoolのプロパティ」の「メモリのリサイクル設定」で,適切な値を指定してください。

また,別途作成したアプリケーションプールを利用する場合も,Bibliotheca21を割り当てるアプリケーションプールの「リサイクルの設定」を指定してください。

(2) アプリケーションを追加する(ASP版検索テンプレートを使用する場合)

ここでは,ASP版検索テンプレートを使用する場合に,インターネットインフォメーションサービスでアプリケーションを追加する方法について説明します。

アプリケーションの追加は,次の順序で実施してください。

  1. アプリケーションの追加
  2. アプリケーションのアクセス権の設定
    任意で行う作業です。
  3. ISAPIおよびCGI制限の設定
  4. 32bitモードの設定
    使用しているOSがWindows Vista x64,Windows Server 2008 x64の場合に必要な作業です。

それぞれの作業の詳細を次に示します。

(a) アプリケーションの追加

Bibliotheca21のアプリケーションは,インターネットインフォメーションサービスの「Default Web Site」に追加してください。

アプリケーションを追加する際に設定する情報を次に示します。

(b) アプリケーションのアクセス権の設定(任意)

Bibliotheca21のアプリケーションに対するユーザのアクセスを制御する場合は,アプリケーションを作成する際に設定した物理パス「Bibliotheca21のインストールディレクトリ\ISS\ASP」にアクセス権を設定します。

Bibliotheca21のアプリケーションに対するユーザのアクセスを制御する場合は,次の作業のうちどれか,またはすべてを実施してください。

(c) ISAPIおよびCGI制限の設定

インターネットインフォメーションサービスで「ISAPIおよびCGI制限の設定」−「Active Server Pages」のプロパティの「状態」を「許可」に設定してください。

(d) 32bitモードの設定

使用しているOSが次のどちらかの場合は,インターネットインフォメーションサービスの32bitモードを有効にする必要があります。

アプリケーションの追加時に選択したアプリケーションプールの「詳細設定」で,「32ビットアプリケーションの有効化」を「True」に設定してください。

(e) 注意事項

IIS7.0を使用している場合,アクセスが集中したときに使用メモリが仮想メモリの利用限界値を超えて,検索画面が利用できなくなるおそれがあります。このような場合は,「DefaultAppPoolのプロパティ」の「メモリのリサイクル設定」で,適切な値を指定してください。

また,別途作成したアプリケーションプールを利用する場合も,Bibliotheca21を割り当てるアプリケーションプールの「リサイクルの設定」を指定してください。

(3) アプリケーションを追加する(予約検索システムを使用する場合)

ここでは,予約検索システムを利用するためのアプリケーションを追加する方法について説明します。

アプリケーションの追加は,次の順序で実施してください。

  1. アプリケーションの追加
  2. アプリケーションのアクセス権の設定
    任意で行う作業です。
  3. ISAPIおよびCGI制限の設定
  4. 32bitモードの設定
    使用しているOSがWindows Vista x64,Windows Server 2008 x64の場合に必要な作業です。

それぞれの作業の詳細を次に示します。

(a) アプリケーションの追加

予約検索システムを利用するためのアプリケーションは,インターネットインフォメーションサービスの「Default Web Site」に追加してください。

アプリケーションを追加する際に設定する情報を次に示します。

(b) アプリケーションのアクセス権の設定(任意)

予約検索システムに対するユーザのアクセスを制御する場合は,アプリケーションを作成する際に設定した物理パス「Bibliotheca21のインストールディレクトリ\ISS\ASPadm」にアクセス権を設定してから,次の作業を実施してください。

(c) ISAPIおよびCGI制限の設定

インターネットインフォメーションサービスで「ISAPIおよびCGI制限の設定」−「Active Server Pages」のプロパティの「状態」を「許可」に設定してください。

(d) 32bitモードの設定

使用しているOSが次のどちらかの場合は,インターネットインフォメーションサービスの32bitモードを有効にする必要があります。

アプリケーションの追加時に選択したアプリケーションプールの「詳細設定」で,「32ビットアプリケーションの有効化」を「True」に設定してください。