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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 構造型データベース機能


12.8.2 論理エラー情報ファイルの出力形式

論理エラー情報ファイルの出力形式を次の図に示します。

図12‒7 論理エラー情報ファイルの出力形式

[図データ]

[説明]

論理エラーの件数分,上記の形式で論理エラー情報がバイナリ形式で出力されます。

  • レコード長

    論理エラー情報の1レコードのレコード長が出力されます。レコード長は,20+L1バイトになります。

  • load文番号

    常に1が出力されます。

  • 論理エラー番号

    論理エラーの原因を示す論理エラー番号が出力されます。論理エラー番号と論理エラーの内容については,「12.8.3 論理エラーの詳細」を参照してください。

  • 論理エラーが発生したレコードの位置

    論理エラーが発生したレコードの位置が出力されます。例えば,5が出力された場合,入力データファイル中の5レコード目に論理エラーが発生したことを意味しています。

  • レコード中のエラーの位置

    レコード中の論理エラー発生個所の位置が出力されます。例えば,10が出力された場合,レコード中の先頭から10バイト目に論理エラーが発生したことを意味しています。

  • 論理エラーが発生したレコード

    論理エラーが発生したレコードが出力されます。

参考

論理エラー情報ファイルの形式は入力データファイルの形式とは異なるため,論理エラー情報ファイルを入力データファイルとして使用することはできません。