Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 10 構造型データベース機能


12.8.1 対処の流れ

データロードの際,正常なレコードだけがデータベースに格納され,論理エラーのレコードはデータベースに格納されません。論理エラーのレコードをデータベースに格納したい場合は,入力データを修正してからデータロードを再実行します。

入力データの論理エラーが発生したときの対処の流れを次の図に示します。なお,この手順は,論理エラー情報ファイルに論理エラー情報が出力されている(load文のerrdataオペランドが指定されている)ことが前提となっています。

図12‒6 入力データの論理エラーが発生したときの対処の流れ

[図データ]

[説明]
  1. 実行結果ファイルに論理エラーの件数と論理エラーの内容が出力されます。実行結果ファイルについては,「12.7 実行結果ファイルの出力形式」を参照してください。

  2. 論理エラー情報ファイルに論理エラー情報が出力されます。この情報を参照して,入力データファイル中のデータを修正します。

  3. 修正した入力データファイルを使用して,データロードを再実行します。