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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 構造型データベース機能


12.4.1 規則

〈この項の構成〉

(1) pdsdblodコマンドの実行条件

(2) コマンドの実行者

pdsdblodコマンドを実行する際,CONNECT権限が必要になります。

(3) コマンド実行前の作業

(4) 推奨する運用方法

(5) インデクスを再作成する際のpdsdblodコマンドの同時実行可否

次のどちらかの条件を満たす場合は,複数のpdsdblodコマンドを同時に実行してインデクスを再作成することができます。

なお,処理対象となるインデクスが同一BESにある場合でも,処理対象となるインデクスのルートレコード型が異なるデータ格納用RDエリアに格納されているときは,複数のpdsdblodコマンドを同時に実行してインデクスを再作成できます。

処理対象となるインデクスのルートレコード型が同じデータ格納用RDエリアに格納されている場合は,pdsdblodコマンドを同時に実行してインデクスを再作成することはできません。

pdsdblodコマンドの同時実行可否の例を次に示します。この例では,同一BES内に,ルートレコード型を格納したRDエリア1とRDエリア2があるとします。このときのpdsdblod【1】とpdsdblod【2】が同時実行できるかどうかを説明しています。

実行するコマンド

再作成対象のインデクス

ルートレコード型を格納しているRDエリア

pdsdblodコマンドの同時実行可否

pdsdblod【1】

pdsdblod【2】

インデクス1

インデクス1

RDエリア1

RDエリア1

×

pdsdblod【1】

pdsdblod【2】

インデクス1

インデクス2

RDエリア1

RDエリア1

×

pdsdblod【1】

pdsdblod【2】

インデクス1

インデクス1

RDエリア1

RDエリア2

pdsdblod【1】

pdsdblod【2】

インデクス1

インデクス2

RDエリア1

RDエリア2

(凡例)

○:pdsdblodコマンドを同時実行してインデクスを再作成できます。

×:pdsdblodコマンドを同時実行できません。