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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 構造型データベース機能


12.4.2 注意事項

■pdsdblodコマンドとpdloadコマンドの仕様差について(参考)

データロードを実行する次の2つのコマンドは,コマンドの実行時にサーバ名とRDエリア名を指定しますが,指定の組み合わせが同じであっても,コマンドの実行可否が異なることがあります。

  • SDBデータベースに対するデータロードを実行するpdsdblodコマンド

  • 表に対するデータロードを実行するpdloadコマンド

例えば,横分割しているSDBデータベースにデータロードする場合,pdsdblodコマンドの実行時にサーバ名(serverオペランド)を指定してRDエリア名(areaオペランド)を省略すると,エラーになります。一方,横分割している表にデータロードする場合,pdloadコマンドの実行時にサーバ名(source文)を指定してRDエリア名(source文)を省略してもエラーになりません。各コマンドのオプション,制御文の説明を確認してからデータロードを実行するようにしてください。pdloadコマンドについては,マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」を参照してください。