Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 10 構造型データベース機能


11.1.2 ディレクトリ操作機能

〈この項の構成〉

(1) SDBディレクトリ情報の追加

*ENTRY DIRECTORY文に指定したSDBデータベースのSDBディレクトリ情報をSDBディクショナリ情報から作成し,ディクショナリ表に追加します。

図11‒6 SDBディレクトリ情報の追加

[図データ]

(2) SDBディレクトリ情報の変更【4V FMB,4V AFM】

*ALTER DIRECTORY文に指定したSDBデータベースのSDBディレクトリ情報をSDBディクショナリ情報から作成し,ディクショナリ表に登録されているSDBディレクトリ情報を変更します。

図11‒7 SDBディレクトリ情報の変更

[図データ]

(3) SDBディレクトリ情報の削除

*DELETE DIRECTORY文に指定したSDBデータベースのSDBディレクトリ情報をディクショナリ表から削除します。

図11‒8 SDBディレクトリ情報の削除

[図データ]

(4) SDBディレクトリ情報のファイル出力および配布

ディクショナリ表に登録されているSDBディレクトリ情報をSDBディレクトリ情報ファイルに出力します。SDBディレクトリ情報ファイルの出力先は,SDB制御文のdirinf文で指定します。SDBディレクトリ情報ファイルのファイル名は,pdsdbdir固定となります。

また,SDBディレクトリ情報ファイルの作成と同時に,SDBディレクトリ情報ファイルを全ユニットに配布します。配布先は,ユニット制御情報定義のpd_structured_directory_pathオペランドに指定したディレクトリ下になります。

高速系切り替え機能を使用している場合は,待機系ユニットも配布対象になります。

注意事項

ディザスタリカバリシステムのリモートサイトは配布対象外です。