Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 10 構造型データベース機能


11.1.1 ディクショナリ操作機能

〈この項の構成〉

(1) SDBディクショナリ情報の追加

*ENTRY DICTIONARY文に指定したSDBデータベース定義およびSDBデータベース格納定義からSDBディクショナリ情報を作成し,ディクショナリ表に追加します。

図11‒2 SDBディクショナリ情報の追加

[図データ]

SDBデータベース定義,SDBデータベース格納定義は,SDB定義文ファイルに記述します。SDBデータベース定義およびSDBデータベース格納定義については,次の個所を参照してください。

(2) SDBディクショナリ情報の変更【4V FMB,4V AFM】

*ALTER DICTIONARY文に指定したSDBデータベース定義およびSDBデータベース格納定義からSDBディクショナリ情報を作成し,ディクショナリ表に登録されているSDBディクショナリ情報を変更します。

図11‒3 SDBディクショナリ情報の変更

[図データ]

SDBデータベース定義,SDBデータベース格納定義は,SDB定義文ファイルに記述します。SDBデータベース定義およびSDBデータベース格納定義については,次の個所を参照してください。

(3) SDBディクショナリ情報の削除

*DELETE DICTIONARY文に指定したSDBデータベースのSDBディクショナリ情報(SDBデータベース定義およびSDBデータベース格納定義)をディクショナリ表から削除します。また,SDBディレクトリ情報をディクショナリ表から削除します。

図11‒4 SDBディクショナリ情報の削除

[図データ]

同時に,次に示すRDエリアに登録されているSDBデータベースのレコード型およびインデクスの定義情報を削除します。

(4) データベース定義のチェック

*CHECK DICTIONARY文に指定したSDBデータベースのSDBデータベース定義およびSDBデータベース格納定義の整合性をチェックします。

SDBデータベース格納定義は,RDエリアの定義,およびSDBデータベース定義と関連しています。そのため,SDBデータベース定義,SDBデータベース格納定義,およびRDエリアの定義の間で指定内容に矛盾がないかどうかをチェックします。

図11‒5 データベース定義のチェック

[図データ]

チェックの結果,指定内容に矛盾がない場合は,次に示すRDエリアにSDBデータベースのレコード型およびインデクスの定義情報を登録します。