5.12.1 オンライン再編成の流れ
インナレプリカ機能を使用したオンライン再編成の流れを次の図に示します。
- [説明]
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オリジナルRDエリアでSDBデータベースの再編成を実行し,レプリカRDエリアで業務を続行します。ただし,データベースを更新するような業務は実行できません。
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オリジナルRDエリアとレプリカRDエリアの間でデータの不一致が発生しないように,SDBデータベースの再編成が完了するまでUAPがアクセスするRDエリアは更新できない状態にしておく必要があります。
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SDBデータベースの再編成対象となるRDエリア(レコードを格納しているRDエリア,およびインデクスを格納しているRDエリア)は,すべて同じ世代である必要があります。
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- ポイント
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レプリカRDエリアでSDBデータベースの再編成を実行し,オリジナルRDエリアで業務を続行することもできますが,レプリカRDエリアでSDBデータベースを再編成する手順は難しいため,オリジナルRDエリアでSDBデータベースを再編成するようにしてください。
- 注意事項
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SDBデータベースの再編成中に,「5.7 SDBデータベースの定義追加または定義変更(HiRDBの再起動を必要としない場合)」で説明している運用は行わないでください。