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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 構造型データベース機能


5.9.1 常用常駐領域のSDBディレクトリ情報の確認方法(実行系ユニットの場合)

HiRDBの全ユニット(ユニット識別子:unt1,unt2)で,常用常駐領域のSDBディレクトリ情報が一致しているかどうかを確認する手順を次に示します。

〈この項の構成〉

(1) SDBディレクトリ情報に関する情報を表示する

 pdsdbarc -a

pdsdbarc -aコマンドを実行して,SDBディレクトリ情報に関する情報を表示します。

(2) 全ユニットのSDBディレクトリ情報が一致しているか確認する

pdsdbarc -aコマンドの実行結果を参照して,全ユニットの常用常駐領域のSDBディレクトリ情報が一致しているかどうかを確認してください。

[図データ]

[説明]

KFPB31019-IおよびKFPB31020-Iメッセージに各ユニットのSDBディレクトリ情報が表示されます。KFPB31020-Iメッセージのkind=CONSの行に,常用常駐領域のSDBディレクトリ情報に関する情報が表示されます。

  • time stampに表示されているSDBディレクトリ情報およびSDB定義文の最終更新日時が,全ユニットで一致しているかどうかを確認してください。一致している場合は問題ありません。

  • stateにU(SDBディレクトリ情報が有効な状態を意味している)が表示されているかを確認してください。全ユニットでUが表示されている場合は問題ありません。

ユニット間でSDBディレクトリ情報が不一致の場合は,「5.9.3 常用常駐領域のSDBディレクトリ情報の不一致が発生したときの対処」を参照して対処してください。