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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 構造型データベース機能


5.7.1 SDBディレクトリ情報の変更の流れ

SDBデータベースの定義追加または定義変更したあとに,共用メモリに常駐しているSDBディレクトリ情報を変更する必要があります。共用メモリに常駐しているSDBディレクトリ情報を変更する際の流れを次の図に示します。

図5‒3 共用メモリに常駐しているSDBディレクトリ情報を変更する際の流れ

[図データ]

[説明]
  1. pdsdbdefコマンドを実行してSDBデータベースの定義追加または定義変更したあとに,SDBディレクトリ情報ファイルを作成します。

  2. 1.で作成したSDBディレクトリ情報ファイルを各ユニットに配布します。

  3. pdsdbarc -eコマンドを実行して,SDBディレクトリ情報を事前常駐領域に常駐します。

  4. pdsdbarc -w -qコマンドを実行して,事前常駐領域を常用常駐領域に切り替えます。

上記の流れで,共用メモリに常駐しているSDBディレクトリ情報を変更します。

なお,1.と2.は,1回のpdsdbdefコマンドで実行できます。