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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 構造型データベース機能


3.3.2 グローバルバッファの割り当て方法

〈この項の構成〉

(1) HiRDBの開始時にグローバルバッファを割り当てる方法

システム共通定義のpdbufferオペランドでグローバルバッファを割り当てます。pdbufferオペランドでのグローバルバッファの割り当て例を次に示します。

(例)
pdbuffer -a gbuf01 -r RDAREA01,RDAREA02 -n 1000

[説明]

RDエリア(RDAREA01,RDAREA02)にデータ用グローバルバッファを割り当てます。

pdbufferオペランドについては,マニュアル「HiRDB システム定義」を参照してください。

(2) RDエリアの追加時にグローバルバッファを一時的に割り当てる方法

pdmodコマンドのglobalbufferオペランドで,既存のグローバルバッファを一時的に割り当てます。globalbufferオペランドでグローバルバッファを一時的に割り当てる例を次に示します。

(例)
create rdarea RDAREA03
      globalbuffer gbuf01
      for user used by PUBLIC
      server name bes1
      data model structured
      page 8192 characters
      storage control segment 100 pages
      file name "/dbarea/area1/rsarea03"
          initial 1000 segments;

[説明]

追加するRDエリア(RDAREA03)に既存のデータ用グローバルバッファ(gbuf01)を割り当てます。

globalbufferオペランドについては,マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」の「データベース構成変更ユティリティ(pdmod)」の「制御文(create rdarea文)」を参照してください。