Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 10 構造型データベース機能


2.5.8 レコードの更新

SDBデータベースの,1件のレコードの内容を更新します。TP1/FSPが提供するライブラリ関数を使用する場合,更新するデータはデータ格納エリアに設定します。DMLを使用する場合,更新するデータは埋込み変数に設定します。

〈この項の構成〉

(1) USERポインタの設定・解除【4V FMB】

4V FMBのSDBデータベースの子レコードを更新する場合,親レコード型にUSERポインタの定義があれば(SDBデータベース格納定義のOWNER POINTER FOR句にFIRST LAST USERを指定していれば),USERポインタの設定および解除もできます。このとき,レコード実現値を更新しないで,USERポインタだけを変更することもできます。

(2) レコードの位置づけ

レコードを更新する場合は,位置指示子を対象のレコードに位置づけておく必要があります。

レコードの位置づけについては,「2.5.3(1) レコードの位置づけ」を参照してください。