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HiRDB XML拡張機能 HiRDB XML Extension Version 10


6.3.2 バックアップの取得方法

XML Extensionのデータのバックアップ,および運用環境のバックアップについて説明します。

〈この項の構成〉

(1) データのバックアップ

データのバックアップは,HiRDBの「pdcopy(データベース複写ユティリティ)」で取得してください。pdcopyの使用方法は,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」および「HiRDB コマンドリファレンス」を参照してください。

(2) 運用環境のバックアップ

XML Extensionの運用環境のバックアップを行う場合は,HiRDBの各種設定に加えてXML Extensionとして次の情報のバックアップが必要です。

(a) 同義語辞書

同義語辞書のバックアップは,OSにより次のどちらかの方法で行ってください。

UNIXの場合

同義語辞書バックアップユティリティを使用します。同義語辞書バックアップユティリティの詳細については,「3.2.3 phdsyndicbkup(同義語辞書バックアップユティリティ)(UNIXの場合)」を参照してください。

Windowsの場合

次に示す同義語辞書データをコピーしてください。

  • %PDDIR%\plugin\_phdxml\dic

注※

ディレクトリ名称がdicで始まるすべてのディレクトリ,およびディレクトリ内ファイルをコピーします。

(b) インデクス定義ファイル

次のディレクトリにインデクス定義ファイルが存在する場合は,コピーしてください。

UNIXの場合
  • $PDDIR/plugin/_phjxml/idx_def

  • 英文デリミタファイル

  • 英文削除コードファイル

  • 英文不要語ファイル

Windowsの場合
  • %PDDIR%\plugin\_phjxml\idx_def

  • 英文デリミタファイル

  • 英文削除コードファイル

  • 英文不要語ファイル

(c) 環境定義ファイル

次のディレクトリ,およびディレクトリ内のファイルをコピーしてください。

UNIXの場合

  • $PDDIR/plugin/_phjxml/conf

  • $PDDIR/plugin/_phdxml/conf

Windowsの場合

  • %PDDIR%\plugin\_phjxml\conf

  • %PDDIR%\plugin\_phdxml\conf