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HiRDB XML拡張機能 HiRDB XML Extension Version 10


6.3.1 登録運用のログ取得方式の設定

登録運用のログ取得方式には,次の3種類のモードがあります。あらかじめログ量の見積もりをして,ログを取得する領域が不足しないように運用してください。

各モードの推奨する運用方法について次に説明します。

〈この項の構成〉

(1) ログ取得モード

UAPから登録する場合に推奨します。

また,ログ取得モードを選択する場合は,表定義の列回復制約にALLを指定してください。詳細については,マニュアル「HiRDB SQLリファレンス」を参照してください。

(2) 更新前ログ取得モード

HiRDBの「pdload(データベース作成ユティリティ)」使用時,および遅延更新機能からMASTERインデクスへの反映をする場合に推奨します。

更新が終わったあとは,必ずバックアップを取得してください。

更新前ログ取得モードの運用については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「更新前ログ取得モードでUAPまたはユティリティを実行するときの運用」を参照してください。

(3) ログレスモード

大量データに対するインデクス一括作成の場合に推奨します。ログを取得しない運用では,障害が発生した場合,データが回復されません。必ず,正常終了後にバックアップを取得してください。

ログレスモードの運用については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「ログレスモードでUAPまたはユティリティを実行するときの運用」を参照してください。

なお,検索・登録同時実行では,ログレスモードは運用できません。