6.4　XQuery変換式使用時の運用

XQuery変換式でXMLの内容を更新する場合は，ESIS-Bデータ形式に原文を持たない運用を推奨します。ESIS-Bデータ形式内の原文はXQuery変換式では更新されないため，ESIS-Bデータ形式内のXMLと原文が異なるデータになってしまうことを防ぐためです。また，原文を持たないことでテーブルのデータ容量を削減できます。原文を持たない運用をするためには，原文保持指定とXQuery変換式使用時の原文削除指定の設定を変更します。

また，原文なし時XML返却指定を設定すると，XQuery変換式で変換したXMLをextracts関数で出力できます。

原文保持指定，XQuery変換式使用時の原文削除指定，および原文なし時XML返却指定はXMLデータ型プラグインの環境設定で設定できます。詳細は「2.6.1(2)　設定できる項目」を参照してください。