3.5.1 作成するファイルの形式
ファイルの作成は,xtrepコマンド,xtrepOコマンド,またはxtrepSコマンドの−Rオプションで指定します。
−Rオプションでの指定によって,作成するファイルの形式を選択できます。
ファイルの形式には,次の2種類があります。
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バイナリ形式
バイナリ形式でファイルに格納します。バイナリ形式の詳細については,
「表4-15 列データの記述形式(バイナリ形式)」を参照してください。
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DAT形式
DAT形式では,抽出したデータを数値データも文字に変換してファイルに格納します。DAT形式の詳細については,「表4-17 列データの記述形式(DAT形式)」を参照してください。
DAT形式は,一般にCSV形式と呼ばれる形式です。
DAT形式の場合は,ファイルの作成時に,セパレータ文字,囲み文字,および改行文字を変更できます。詳細については,「2.2.3 環境変数の設定」の環境変数XTDATSEPARATER,XTDATENCLOSE,またはXTDATCRLFを参照してください。また,セパレータ文字については,「4.2.2 xtrepコマンド」の-Rオプションを参照してください。
なお,作成したファイルを反映対象のDBシステムでの入力ファイルとして使用する場合は,反映対象のDBシステムでの規則に従ってセパレータ文字,囲み文字,および改行文字を指定することが必要です。