3.4.6 データ反映時の注意事項
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ログレスモード(−lオプションにnを指定)でHiRDBへデータを反映すると,反映途中で障害が発生したとき元の状態に回復されません。
障害に備えて事前にバックアップを取得してください。
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データの反映時にpdloadがエラーリターンするとpdloadが実行中に作成したファイルが残ることがあるため,不要であれば削除してください。作成されるファイルの詳細については,マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」を参照してください。
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HiRDB DataextractorではHiRDBのデータベース作成ユティリティ(pdload)を起動する際,pdloadの−xオプションを指定します。
このオプションが不要な場合は,ローダのパラメタユーザ任意指定機能を使用してください。機能の使用方法については,「4.2.3(2)ローダのパラメタユーザ任意指定機能」,「5.1.3(2)ローダのパラメタユーザ任意指定機能」または「6.1.3(2)ローダのパラメタユーザ任意指定機能」を参照してください。
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反映表にクラスタキーが定義してあり,クラスタキー順にデータを反映させたい場合は,抽出表のクラスタキーに対応する列に対し,SELECT文のORDER BY句を列名記述ファイルに指定して抽出をしてください。なお,コード変換機能を使用すると,データ抽出後にコード変換を行うため昇順(降順)にならない場合があります。この場合は,データの反映後,HiRDBのデータベース再編成ユティリティで再編成をしてください。