Hitachi

HiRDB データ連動機能 HiRDB Datareplicator Version 10


6.12.2 チューニングの方法

チューニングの方法について次の表に示します。どのチューニングが必要か判断した上で方法を選択してください。

表6‒24 チューニングの方法

処理性能

チューニングの要素

チューニングの方法

推奨度

送信性能

  • 送信間隔

  • 更新情報編集バッファサイズ

  • 送信マスタプロセス送信間隔

  • 更新情報編集バッファ長

次のオペランドの値を調整してください。

  • sendcontrolオペランドにnodemstを指定した場合

    ・sendintvlオペランド

    ・sendintvl_scaleオペランド

    ・editbufsizeオペランド

    詳細は,「5.4 送信環境定義」を参照してください。

  • sendcontrolオペランドにsendmstを指定した場合

    ・smt_sendintvlオペランド

    ・smt_sendintvl_scaleオペランド

    ・smt_editbufsizeオペランド

    詳細は,「5.2 抽出システム定義」を参照してください。

  • 送信プロセスの抽出情報キューファイル読み込み間隔

  • 抽出情報キューI/Oバッファサイズ

次のオペランドの値を調整してください。

  • quiosizeオペランド

  • queue_read_wait_intervalオペランド

quiosizeオペランドの詳細は「5.3 抽出環境定義」を,queue_read_wait_intervalオペランドの詳細は,「5.4 送信環境定義」を参照してください。

反映性能

SQLの性能

反映側HiRDBで次の作業を実施してください。

  • 反映対象表に複数のインデクスを定義している場合

    不要なインデクスを削除

  • 反映処理に掛かる時間が増加した場合

    反映対象表を格納しているRDエリアを再編成

  • 反映処理コミット間隔

  • トランザクション単位反映方式での反映処理コミット間隔

  • 表単位反映方式での反映処理コミット間隔

  • 反映トランザクション内最大更新SQL数

次のオペランドの値を調整してください。

  • cmtintvlオペランド

  • trncmtintvlオペランド

  • tblcmtintvlオペランド

  • reflect_trn_max_sqlnumオペランド

詳細は,「5.9 反映環境定義」を参照してください。

COMMIT発行間隔

commit_wait_timeオペランドを調整してください。詳細は,「5.9 反映環境定義」を参照してください。

反映処理の同時実行性

反映グループを定義し,表単位反映方式を適用してください。詳細は,「5.10 反映定義」を参照してください。

反映プロセスの反映情報キューファイル読み込み間隔

ref_wait_intervalオペランドの値を調整してください。詳細は,「5.9 反映環境定義」を参照してください。