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HiRDB データ連動機能 HiRDB Datareplicator Version 10


6.5.2 データ連動用連絡ファイル

抽出側HiRDBと抽出側Datareplicatorとは,抽出状態の連絡にデータ連動用連絡ファイルを使っています。このため,データ連動用連絡ファイルに障害が発生した場合や,データ連動用連絡ファイルを初期化した場合は,それまでの抽出側Datareplicatorでのデータ連動の続きからデータ連動を継続できないため,抽出側DBと反映側DBとの間に不整合が発生する場合があります。この場合,反映側DBの再作成が必要です。反映側DBを再作成する場合の運用手順については,「6.5.6 抽出側HiRDBの運用手順」を参照してください。

抽出側HiRDBは,シンクポイントダンプ取得時にデータ連動用連絡ファイルの状態を確認し,データ連動用連絡ファイルが初期化されている場合は,その時点からHiRDB Datareplicator連携を中止して,抽出側HiRDBでの処理だけを続行します。