6.3.2 抽出側Datareplicatorの終了
抽出側Datareplicatorの終了方法と終了モードについて説明します。
抽出処理の停止方式の詳細については,「4.6.6 抽出処理の停止方式の設計」を参照してください。
(1) 抽出側Datareplicatorの終了方法
抽出システム定義のsynctermオペランドにtrueを指定すると,抽出側HiRDBの正常終了に連動して,自動的に抽出側Datareplicatorが終了します(正常終了)。
また,抽出側システムでhdestopコマンドを実行すると,抽出側Datareplicatorを終了します(強制終了)。Windows版Datareplicatorの場合は,コマンドプロンプトでコマンドを実行してください。
また,HiRDBの影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を使用する場合,hdestop_nコマンドによる部分終了(抽出マスタプロセスと抽出ノードマスタプロセスを別々に終了)を行うこともできます。
なお,抽出側Datareplicatorを終了する場合には,必ずhdestopコマンドを使ってください。OSのコマンドでプロセスを消して,抽出側Datareplicatorを終了した場合には,動作は保証できません。
Windows版Datareplicatorの場合は,次の方法でも終了(強制終了)できます。
- 抽出サービスを手動で終了する方法
-
-
[コントロールパネル]にある[サービス]アイコンを開きます。
-
[サービス]から「HiRDB Datareplicator(Source Site)」を選びます。
-
[停止]ボタンをクリックします。
-
抽出側Datareplicatorの起動中にWindowsを停止させると,抽出側Datareplicatorは自動的に強制終了します。
(2) 抽出側Datareplicatorの終了モード
抽出側Datareplicatorの終了モードには,次の2種類があります。
終了モードの詳細については,「7. コマンドの文法」のhdestopコマンドの文法を参照してください。