Hitachi

HiRDB データ連動機能 HiRDB Datareplicator Version 10


5.13.3 反映側Datareplicatorの定義の例

反映側Datareplicatorの定義のうち,反映システム定義と反映環境定義の例を説明します。反映定義の例については,「5.13.4 抽出定義と反映定義の例」を参照してください。

反映側Datareplicatorでは,反映側Datareplicatorの定義のテンプレートを用意しています。テンプレートを$HDSPATH/ディレクトリ下にコピーして,ユーザの環境用に修正して利用できます。

UNIXシステムでEUCコード体系を使ってテンプレートを利用する場合には,OSのstouコマンドを使う必要があります。stouコマンドについては,該当するOSのリファレンスマニュアルを参照してください。

反映側Datareplicatorの定義のテンプレートは,次に示すディレクトリに格納してあります。

反映側Datareplicatorの定義のテンプレートのファイル名を次の表に示します。

表5‒27 反映側Datareplicatorの定義のテンプレートのファイル名

定義名

ファイル名

記述方式

反映システム定義

hdsenv

  • コメントには,JIS8/シフトJISコード体系の文字を使っています。

  • setで始まる行は,省略できないオペランドです。

  • #setで始まる行は,省略できるオペランドです。

  • 指定範囲と省略時仮定値は,次のように記述しています。

    《指定範囲 ; 省略時仮定値》

  • 省略時仮定値のあるオペランドには,設定値として省略時仮定値を記述しています。省略時仮定値のないオペランドには,設定値を記述していません。

  • オペランドの制限長が80文字までのため,ルーラを付けています。

反映環境定義

refenv

反映定義

reffile

  • コメントには,JIS8/シフトJISコード体系の文字を使っています。

  • 反映定義はすべて省略できるため,定義例はすべてコメントとして記述しています。ただし,定義の終了を示す「;」だけは,コメントとして記述していません。

  • 全般規則を先頭に記述しています。

〈この項の構成〉

(1) 反映側システム1の場合

(a) 反映システム定義の例

反映側システム1の場合の反映システム定義の例を次の図に示します。

図5‒18 反映システム定義の例(反映側システム1の場合)

[図データ]

(b) 反映環境定義の例

反映側システム1の場合の反映環境定義の例を次の図に示します。

図5‒19 反映環境定義の例(反映側システム1の場合)

[図データ]

(2) 反映側システム2の場合

(a) 反映システム定義の例

反映側システム2の場合の反映システム定義の例を次の図に示します。

図5‒20 反映システム定義の例(反映側システム2の場合)

[図データ]

(b) 反映環境定義の例

反映側システム2の場合の反映環境定義の例を次の図に示します。

図5‒21 反映環境定義の例(反映側システム2の場合)

[図データ]