3.7.5 注意事項
イベント機能を使用する場合の注意事項を次に示します。
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抽出側システムから送られたイベントコードが,反映環境定義に指定したイベントコード,又は−1(接続単位終了イベント)以外の場合,反映側Datareplicatorはイベントが通知されたことを認識してメッセージを出力しますが,イベント通知前の反映処理を継続します(イベントは無視されます)。
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反映処理が既に動作しているときは,再起動イベント(トランザクション単位反映再起動イベント,表単位反映再起動イベント)を検知しても無視されます。
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再起動イベント(トランザクション単位反映再起動イベント,表単位反映再起動イベント)を処理する前にDatareplicatorを停止すると,再起動イベントの情報は破棄されます。
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反映定義サーバプロセスのイベント監視間隔は1秒であり,また,同時に管理できるイベントの数は16個までです。このため,1秒間に16個を超えるイベントが発行された場合には,メッセージにイベントコードが表示されません。反映定義サーバプロセスが出力するメッセージのイベントコードを使って運用する場合には,1秒間に16個を超えるイベントを発行しないでください。