Hitachi

HiRDB データ連動機能 HiRDB Datareplicator Version 10


2.6.3 インストールの実行

2.1 Datareplicatorに関連する製品」を参照して,Windows版Datareplicatorを使うために必要な製品をインストールしてください。

HiRDBとDatareplicatorのどちらを先にインストールしてもかまいませんが,Datareplicatorの環境変数を設定するときは,同じサーバマシンにHiRDBがインストールされていることが前提です。

Datareplicatorのインストールが完了した後には,いったんWindowsを再起動する必要があります。

Datareplicatorをインストールする前にDatareplicatorの環境変数を設定しておくと,Windowsの再起動が1回で済みます。Datareplicatorの環境変数を設定する方法については,「2.8 環境変数の設定(Windows)」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) インストールの実行手順

インストール用の統合CD-ROMからインストールする手順を次に示します。インストールを実行する前に,DatareplicatorとすべてのWindowsアプリケーションを終了させてください。

  1. HiRDBの統合CD-ROMを挿入して,hcd_inst.exeを実行します。

    日立総合インストーラが起動します。

  2. 画面の指示に従って[次へ>]ボタンをクリックします。

  3. 名前と会社名を入力して,[次へ>]ボタンをクリックします。

    表示されている名前と会社名をそのまま使う場合は,入力は不要です。

  4. インストール先ディレクトリを指定し,[次へ>]ボタンをクリックします。

    標準のインストール先は,次に示すディレクトリです。

    Windowsのインストール先ドライブ:\Program Files\HITACHI\hirdbds

    上記のディレクトリ以外にインストールする場合は,[参照...]ボタンをクリックして,インストール先のディレクトリ※1を指定します。指定したディレクトリがない場合,作成するかどうかを確認するメッセージが表示されます。

  5. セットアップ方法を選択し,[次へ>]ボタンをクリックします。

    • [標準]を選択すると,反映側Datareplicator,抽出側Datareplicator,運用管理※2がインストールされます。

    • [コンパクト]を選択すると,反映側Datareplicator,抽出側Datareplicatorがインストールされます。

    • [カスタム]を選択すると,インストールするコンポーネントを選べます。

  6. 登録するプログラムフォルダ名又はグループ名として[HiRDB Datareplicator]が表示されるので,[次へ>]ボタンをクリックします。

    表示されている名前以外のグループを登録する場合は,名前を指定します。また,既存のグループに登録する場合は,既存のグループの中から選択します。

  7. ファイルのコピーを開始する前に現在の設定が表示されるので,[次へ>]ボタンをクリックします。

    Datareplicatorのインストールが開始します。

  8. Datareplicatorのインストールが完了したら,いったんWindowsを再起動します。

注※1

指定できるドライブは,ローカルドライブだけです。ネットワークドライブは指定しないでください。

注※2

既に運用管理をインストールしている状態でインストールすると,ファイルのコピーでエラーになることがあります。エラーになったときは,SNMPサービスをいったん停止してから再インストールしてください。