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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 SQLリファレンス


3.1.1 定義系SQLの全般規定

〈この項の構成〉

(1) 定義系SQLの種類と機能

定義系SQLは,スキーマを定義・変更したり,表,インデクス,及び権限を定義・削除したりするときに使用するSQLです。

定義系SQLの種類と機能を次の表に示します。

表3‒1 定義系SQLの種類と機能

種 類

機 能

ALTER INDEX(インデクス定義変更)

インデクスの名称を変更します。

ALTER PROCEDURE(手続きのSQLオブジェクトの再作成)

手続きのSQLオブジェクトを再作成します。

ALTER ROUTINE(関数,手続き,及びトリガのSQLオブジェクトの再作成)

関数,手続き,及びトリガのSQLオブジェクトを再作成します。

ALTER TABLE(表定義変更)

表定義を変更します。

ALTER TRIGGER(トリガのSQLオブジェクトの再作成)

トリガのSQLオブジェクトを再作成します。

COMMENT(注釈付加)

表及び列に注釈を付けます。

CREATE AUDIT(監査対象イベントの定義)

監査証跡として記録する監査イベント,及びその対象を定義します。

CREATE CONNECTION SECURITY(CONNECT関連セキュリティ機能の定義)

CONNECT関連セキュリティ機能に関するセキュリティ項目を定義します。

CREATE FUNCTION(関数定義)

関数を定義します。

CREATE PUBLIC FUNCTION(パブリック関数定義)

パブリック関数を定義します。

CREATE INDEX 形式1(インデクス定義)

実表の列にインデクス(昇順,降順)を定義します。

CREATE INDEX 形式2(インデクス定義)

CREATE INDEX 形式3(部分構造インデクス定義)

CREATE PROCEDURE(手続き定義)

手続きを定義します。

CREATE PUBLIC PROCEDURE(パブリック手続き定義)

パブリック手続きを定義します。

CREATE SCHEMA(スキーマ定義)

スキーマを定義します。

CREATE SEQUENCE(順序数生成子定義)

順序数生成子を定義します。

CREATE TABLE(表定義)

実表を定義します。

CREATE TRIGGER(トリガ定義)

トリガを定義します。

CREATE TYPE(型定義)

抽象データ型を定義します。

CREATE VIEW(ビュー定義)

ビュー表を定義します。

CREATE PUBLIC VIEW(パブリックビュー定義)

パブリックビューを定義します。

DROP AUDIT(監査対象イベントの削除)

CREATE AUDITで定義した監査対象と内容が一致する定義を,監査対象から削除します。

DROP CONNECTION SECURITY(CONNECT関連セキュリティ機能の削除)

CONNECT関連セキュリティ機能に関するセキュリティ項目を削除します。

DROP DATA TYPE(ユーザ定義型削除)

ユーザ定義型を削除します。

DROP FUNCTION(関数削除)

関数を削除します。

DROP PUBLIC FUNCTION(パブリック関数削除)

パブリック関数を削除します

DROP INDEX(インデクス削除)

インデクスを削除します。

DROP PROCEDURE(手続き削除)

手続きを削除します。

DROP PUBLIC PROCEDURE(パブリック手続き削除)

パブリック手続きを削除します。

DROP SCHEMA(スキーマ削除)

スキーマを削除します。

DROP SEQUENCE(順序数生成子削除)

順序数生成子を削除します。

DROP TABLE(表削除)

実表を削除します。さらに,その実表に対するインデクス,注釈,アクセス権限及びビュー表も削除します。

DROP TRIGGER(トリガ削除)

トリガを削除します。

DROP VIEW(ビュー表の削除)

ビュー表を削除します。

DROP PUBLIC VIEW(パブリックビューの削除)

パブリックビューを削除します。

GRANT CONNECT(CONNECT権限定義)

ユーザにCONNECT権限を与えます。

GRANT DBA(DBA権限定義)

ユーザにDBA権限を与えます。

GRANT RDAREA(RDエリア利用権限定義)

ユーザにRDエリアの利用権限を与えます。

GRANT SCHEMA(スキーマ定義権限定義)

ユーザにスキーマ定義権限を与えます。

GRANT SCHEMA OPERATION(スキーマ操作権限定義)

ユーザにスキーマ操作権限を与えます。

GRANT アクセス権限(アクセス権限定義)

ユーザにアクセス権限を与えます。

GRANT 形式2(監査人のパスワード変更)

監査人のパスワードを変更します。

REVOKE CONNECT(CONNECT権限削除)

ユーザに与えたCONNECT権限を取り消します。

REVOKE DBA(DBA権限削除)

ユーザに与えたDBA権限を取り消します。

REVOKE RDAREA(RDエリア利用権限削除)

ユーザに与えたRDエリアの利用権限を取り消します。

REVOKE SCHEMA(スキーマ定義権限削除)

ユーザに与えたスキーマ定義権限を取り消します。

REVOKE SCHEMA OPERATION(スキーマ操作権限削除)

ユーザに与えたスキーマ操作権限を取り消します。

REVOKE アクセス権限(アクセス権限削除)

ユーザに与えたアクセス権限を取り消します。

(2) 共通規則

定義系SQLが正常に実行された場合,処理完了と同時にCOMMITされます。

(3) 留意事項

定義系SQLは,OLTP下のX/Openに従ったUAPから指定できません。

(4) 定義系SQL実行時に必要な権限について

スキーマ所有者は自分のリソースを定義できます。ただし,スキーマ操作権限を持つユーザは,スキーマ操作ができる他人のスキーマ内リソースを定義することができます。このため,スキーマ操作権限を利用して定義系SQLを実行する場合は,各定義系SQLの規定の説明にある「自分」及び「実行ユーザ」の記載を「スキーマ操作ができるスキーマ」と読み替えてください。

スキーマ操作権限の使用例については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「他ユーザにスキーマ操作権限を与えます」及び「スキーマ操作権限を取り消すには」を参照してください。スキーマ操作権限を使用して操作できるリソースの一覧は,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「ユーザ権限の種類」の「スキーマ操作権限」を参照してください。

また,上記以外の権限によって実行できる定義系SQLについては,各定義系SQLの使用権限を確認してください。