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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 UAP開発ガイド


6.7.3 Windows環境の場合(ファイル登録)

クライアント環境定義をファイルに設定し,HiRDBサーバ接続時にファイルから環境変数を取得できます。

環境変数グループをファイルに登録する場合,1行目に[HIRDB]又は[HiRDB]を記述する必要があります。odbc.iniのINIFLNAMEにクライアント環境定義を指定する場合は,1行目に[HIRDB]又は[HiRDB]を必ず記述してください。記述されていない場合,クライアント環境定義が読み込まれません。

指定値に引用符( " )で囲む値を含む場合の注意事項については,「クライアント環境定義の一覧」の「注※5」を参照してください。

ファイル(c:\HiRDB_P\Client\HiRDB.ini)への設定例を次に示します。

(例)
[HIRDB]
PDCLTPATH=トレースファイル格納ディレクトリ
PDHOST=システムマネジャのホスト名
PDUSER=認可識別子/パスワード
PDNAMEPORT=システムマネジャプロセスのポート番号
PDCLTAPNAME=実行するUAPの識別名称
注意事項

Type4 JDBCドライバを用いたUAPの場合は,「UNIX環境の場合」に示す規則に従います。