4.10.2 処理概要
複数接続機能の処理概要を次の図に示します。
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図「複数接続機能の処理概要(マルチスレッドのOLTP下で,X/Openに従ったAPIを使用したAPの場合)」
図4‒60 複数接続機能の処理概要(マルチスレッドを使用しない場合) 図4‒61 複数接続機能の処理概要(マルチスレッドを使用した場合)
- 注
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それぞれの接続が独立しているので,スレッドごとに同時にSQLを実行できます。
- 注
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このような例の場合,スレッド1がCONNECT(#1)を実行する前に,スレッド2がSQL(#1)を実行したり,スレッド3がDISCONNECT(#1)を実行したりしないように,ユーザがスレッド間の処理の同期をとる必要があります。
- [説明]
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あらかじめ,OLTPシステムにはHiRDB1とHiRDB2を登録しておきます。
OLTPシステムはtx_open()時に登録してあるすべてのHiRDBに接続します。SQLを実行するときに接続先を選択してください。
- [説明]
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あらかじめ,OLTPシステムにはHiRDB1とHiRDB2を登録しておきます。
OLTPシステムはtx_begin()時に登録してあるすべてのHiRDBに接続します。SQLを実行するときに接続先を選択してください。それぞれのトランザクションが独立しているので,スレッドごとにSQLを同時実行できます。