32.3.3 参照DBのデータベース再作成手順
次に示すどれかの内容に該当する場合,参照DBのデータベースを再作成してください。
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更新DBで,更新前ログ取得モード又はログレスモードのUAPを実行する。
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更新DBで,「更新DBで実行したSQLの参照DBへの反映可否」に示す参照DBのデータベースの再作成が必要な操作を実行する。
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更新DBで,マニュアル「HiRDBコマンドリファレンス」の「更新DBで注意が必要な運用コマンド・ユティリティ一覧」に示す参照DBのデータベースの再作成が必要なコマンド又はユティリティを実行する。
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更新DBにてpdmkekeyコマンド,及びpdchekeyコマンドを実行して暗号化HiRDBファイルシステム領域で使用する鍵情報ファイルを変更する。
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「障害発生時の対処方法について」に示す参照DBのデータベースの再作成が必要な障害が発生する。
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pdrrprefコマンドが,リタンコード16で終了する。
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pdcancelコマンド実行,pdstop -fコマンド実行,サーバプロセスダウン,ユニットダウンの結果,pdrrprefコマンドが異常終了する(次のどちらかの方法で確認できます)。
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0,8,16以外のリタンコード(コマンドを実行したシェルがbashの場合,128+シグナル番号)でpdrrprefコマンドが終了する。
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KFPS01383-Iメッセージを出力しないでpdrrprefコマンドが終了する。
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KFPS01819-IメッセージのUAP識別情報に「PROGRAM=pdrrpref」が出力される。
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KFPS00988-IメッセージのUAP識別情報に「PROGRAM=pdrrpref」が出力される。
参照DBのデータベース再作成手順を次の表に示します。
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フェーズ |
内容 |
実施するDB |
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|---|---|---|---|
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更新DB |
参照DB |
||
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各HiRDBの停止 |
更新DBの正常停止 |
○ |
− |
|
参照DBの正常停止 |
− |
○ |
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データベースの複製 |
更新DBから参照DBへデータベースを複製 (複製方法については,「参照DBへのデータベース複製」を参照してください) |
○ |
○ |
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各HiRDBの開始 |
更新DBの正常開始 |
○ |
− |
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参照DBの正常開始 |
− |
○ |
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- (凡例)
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○:実行するHiRDBシステムを表します。
−:該当しません。
この手順を実施した際,参照DB側のアンロードログファイル格納ディレクトリ下にある不要なアンロードログファイルは削除してください。