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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 解説


6.5.1 HiRDB/シングルサーバのHiRDBシステム定義の体系

HiRDBシステム定義の体系を次の表に示します。また,HiRDBシステム定義ファイルの構成例を次の図に示します。

表6‒5 HiRDBシステム定義の体系(HiRDB/シングルサーバの場合)

定義の種類

格納ファイル名

内容

システム共通定義

%PDDIR%\conf\pdsys

HiRDBの構成及び共通情報を定義します。一つのHiRDB/シングルサーバに一つ必要です。

ユニット制御情報定義

%PDDIR%\conf\pdutsys

ユニットの制御情報を定義します。一つのユニットに一つ必要です。

サーバ共通定義

%PDDIR%\conf\pdsvrc

シングルサーバ定義のオペランドのデフォルト値を定義します。必要に応じて定義してください。

シングルサーバ定義

%PDDIR%\conf\サーバ名

シングルサーバの実行環境を定義します。一つのシングルサーバに一つ必要です。

【UNIX版の場合】

ユティリティ専用ユニットには定義する必要はありません。

UAP環境定義

%PDDIR%\conf\pduapenv\任意の名称

UAPの実行環境を定義します。必要に応じて定義してください。UAP環境定義は最大4,096個作成できます。

SQL予約語定義

%PDDIR%\conf\pdrsvwd\任意の名称

SQLの予約語を定義します。SQL予約語削除機能使用時に必要です。SQL予約語削除機能については,マニュアル「HiRDB UAP開発ガイド」を参照してください。

図6‒7 HiRDBシステム定義ファイルの構成例(HiRDB/シングルサーバの場合)

[図データ]

注※

ユティリティ専用ユニットはUNIX版限定の機能です。