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ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)


20.1.2 設定方法

見積もりが必要となった場合,見積った値を次に示す方法で設定します。設定方法には,ユニット単位とOS単位の二つがありますが,通常は,見積もりが必要なユニットに対してだけユニット単位で設定してください。

リソース種別とそれぞれの設定方法で指定する項目の対応関係を,次の表に示します。pdntenvコマンドの詳細については,マニュアル「HiRDB Version 9 コマンドリファレンス」を参照してください。

表20‒1 リソース種別と設定方法ごとの指定項目

リソース種別

ユニット単位

(pdntenv -srオプションで指定するリソース名)

OS単位

(システム環境変数名)

メッセージキュー識別子数

msgmni

PDUXPLMSGMNI

メッセージキューテーブル数

msgtql

PDUXPLMSGTQL

セマフォ識別指数

semmax

PDUXPLSEMMAX

共用メモリ使用数

shmmax

PDUXPLSHMMAX

なお,上記の設定を行った場合でも,設定した値が必要量に対して不足するときは,設定が有効にならないことがあります。詳細は,「バージョンアップ時の注意点」の「リソース数に関連する環境変数を設定している場合」を参照してください。