スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 SQLリファレンス
DEALLOCATE PREPARE文(SQLの前処理無効化)
機能
PREPARE文で前処理したSQLを無効にし,SQL文識別子,又は拡張文名の割当てを解除します。
使用権限
形式
DEALLOCATE PREPARE {SQL文識別子|拡張文名}
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オペランド
- SQL文識別子
- PREPARE文で前処理したSQLを識別するために付けた名称を指定します。
- SQL文識別子については,「1.1.7 名前の指定」を参照してください。
- HiRDBの予約語も使用できますが,使用する場合,予約語と同じ名称でも引用符(")で囲まないでください。ただし,'SELECT',及び'WITH'は使用できません。
- 拡張文名
- PREPARE文で前処理したSQLを識別するために付けた拡張文名を指定します。
- 拡張文名については,「2.26 拡張文名」を参照してください。
共通規則
- 指定したSQL文識別子,又は拡張文名が識別しているSQLに対してDECLARE CURSORによって宣言された,又はALLOCATE CURSOR文によって割り当てられたカーソルが存在し,そのカーソルが開いた状態である場合は無効にできません。
- 指定したSQL文識別子,又は拡張文名に対して宣言された,又は割り当てられた閉じた状態のカーソルもすべて無効となります。また,そのカーソルを参照する前処理されたSQLもすべて無効となります。
留意事項
- 無効にしたSQL文識別子のSQLがホールダブルカーソルの場合は,ロールバックしてもSQL文識別子は有効にはなりません。
- SQL文識別子は,埋込み変数名と同様にコンパイル単位のモジュール内で有効な名前であり,同じSQL文識別子に対する複数のSQLを,複数のモジュールにわたって使用できません。
使用例
PREPARE文に指定したSQL文識別子(PRESQL)が識別するSQL文の前処理結果を解放します。
DEALLOCATE PREPARE PRESQL
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