スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 SQLリファレンス
拡張文名はPREPARE文に指定することで,PREPARE文によって前処理されたSQL文を識別します。また,次に示すSQL文に指定すると拡張文名が識別するSQL文に対する操作ができます。
- DESCRIBE文
- DESCRIBE TYPE文
- ALLOCATE CURSOR文
- EXECUTE文
- DEALLOCATE PREPARE文
拡張文名::=有効範囲オプション :埋込み変数
有効範囲オプション::=GLOBAL
|
- 有効範囲オプション
拡張文名の有効範囲を指定します。指定による有効範囲を次の表に示します。
表2-113 有効範囲オプションの指定方法
指定 |
有効範囲 |
GLOBAL |
現行SQLセッション内(HiRDB接続から切断まで)で有効になります。 |
- :埋込み変数
SQL文識別子を値に持つ可変長文字列型の埋込み変数を指定します。
既定文字集合以外の文字集合は指定できません。
- 埋込み変数に設定する値は,SQL文識別子の指定方法に従ってください。SQL文識別子の指定方法は,「1.1.7 名前の指定」を参照してください。
- 同じ値を持つ有効な拡張文名は,同じ拡張文名として判別されます。
- 拡張文名の値がSQL文中に直接指定したSQL文識別子と同じ場合でも,それらは異なるSQL文を識別するものとして区別されます。
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