スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(Windows(R)用)

[目次][索引][前へ][次へ]

8.8.2 目的別の参照先一覧

ユーザが実行するインデクスの再編成の形態によって,指定するオプション,制御文が異なります。

(1)のオプション,及び制御文は必ず指定してください。(2)で該当する項目があれば,その参照先にあるものが関連するオプション,及び制御文となります。なお,オプションについては,8.9.2が参照先となります。

<この項の構成>
(1) 必ず指定する項目
(2) インデクスの再編成の方法によって指定する項目

(1) 必ず指定する項目

項目 参照先
オプション 制御文
pdrorgの処理内容 -k ixor (1)
インデクスの再編成をする表の名称 -t (3)
制御文を記述したファイル 制御情報ファイル名 (18)
インデクス情報ファイルの情報,又はインデクスの情報 index文,又はidxname文 8.9.4,又は8.9.5

(凡例)−:該当しません。

(2) インデクスの再編成の方法によって指定する項目

項目 参照先
オプション 制御文
データベース更新ログを取得する場合,又は取得しない場合 -l (5)
pdrorgを実行するユーザの認可識別子を,環境変数PDUSER設定値以外に変更したい場合※1 -u (10)
インデクス作成後に,自動的にインデクス情報ファイルを削除したい場合 -o (15)
サーバ間通信の応答時間を監視したい場合 -X (17)
インデクス単位にインデクスの再編成をする場合(idxname文を指定する場合)で,%PDDIR%\tmpディレクトリの空き容量に余裕がない場合 idxwork文 8.9.6
pdrorgの実行時間を監視したい場合 option文 8.9.15
インデクスの再編成時に,インデクスの空き領域比率を変更したい場合※2 option文 8.9.15

(凡例)−:該当しません。

注※1
省略した場合は,環境変数PDUSERの設定値が仮定されます。環境変数PDUSERを設定していない場合は,ログインウィンドウのユーザ名が仮定されます。

注※2
pdrorg実行時にRDエリアの容量不足が発生した場合,暫定的にRDエリアを拡張しないで処理を完了できます(ただし,空き領域比率が0のインデクスを除く)。