スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(Windows(R)用)

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8.8.1 使用例

データベース再編成ユティリティの使用例(インデクスの再編成)を例1に示します。

例1

表(TABLE1)に定義されているインデクス(INDEX1,INDEX2)を再編成します。
表,及びインデクスは次のように定義されているものとします。
  • 表の定義
  CREATE TABLE TABLE1(C1 INT NOT NULL,C2 CHAR(8),C3 INT)
               IN ((PDBUSER01) C1 > 10,(PDBUSER02))
  • インデクスの定義(分割キーインデクス)
  CREATE INDEX INDEX1 ON TABLE1(C1) IN ((PDBUSER03),(PDBUSER05))
  • インデクスの定義(非分割キーインデクス)
  CREATE INDEX INDEX2 ON TABLE1(C2,C1) IN ((PDBUSER04),(PDBUSER06))

[概要]
[図データ]

[入出力ファイルとRDエリアの関連図]
[図データ]

[実行するコマンドの説明]
表(TABLE1)に定義されているインデクス(INDEX1,INDEX2)を再編成します。
-k ixor:インデクスの再編成をするときの指定
-t TABLE1:インデクスの再編成対象の表の名称
c:\hirdb\pdrorg\control_file:制御情報ファイルの名称

[制御情報ファイル(c:\hirdb\pdrorg\control_file)の内容]
 
idxname name=*                              1
 idxwork bes1 c:\hirdb\pdrorg\idx_file       2
 idxwork bes2 c:\hirdb\pdrorg\idx_file       2
 
[説明]
  1. インデクス単位にインデクスの再編成をする指定
    *:表(TABLE1)に定義されているすべてのインデクスを再編成する指定
  2. インデクス情報ファイル用ディレクトリの指定
    bes1,bes2:インデクス情報ファイルを作成するサーバの名称
    c:\hirdb\pdrorg\idx_file:インデクス情報ファイルを作成するディレクトリの名称