スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)
データベース作成ユティリティ(pdload)で使用するファイルの容量の計算式を次に示します。
ファイルの種類 |
容量の計算式(単位:バイト) |
入力データファイル |
h×b |
インデクス情報ファイル |
B-treeインデクスの場合
(d+y)×(b+e)+512
プラグインインデクスの場合
(12+q)×p+1024
この計算式は,1インデクス当たりの容量計算式です。インデクスが複数ある場合は,それぞれのインデクスに対して計算してください。 |
エラー情報ファイル |
k×f+s×200+m |
エラー情報ファイル作成用一時ファイル |
次に示す条件の場合は,表格納RDエリアがあるサーバごとに,キー重複エラー数×8+プラグイン関数が検知したエラー件数×200の容量がワークファイル出力先ディレクトリに必要です。ワークファイル出力先ディレクトリについては,「2.3.3 ワークファイル出力先ディレクトリの作成」を参照してください。
- HiRDB/パラレルサーバでは,入力ファイルがあるサーバと表格納RDエリアがあるサーバが異なる場合
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LOB入力ファイル |
b
Σ(LOBデータ長+4)i
i=1 |
LOB中間ファイル |
b
Σ{
i=1
c
Σ(LOBファイル名称長ij+36)+24 }
j=1
+1024+c×84 |
エラーデータファイル |
MIN(f,g)×h |
処理結果ファイル |
1500+表格納サーバ数×500 |
ワークファイル※ |
[4+2×R+2×r+4×I×R+{b÷(-mオプションに指定した経過メッセージ出力間隔の値)}]×200 |
ソート用ワークファイル |
条件1の場合
インデクス情報ファイルの容量+4×(b+e)
条件2の場合
{インデクス情報ファイルの容量+4×(b+e)}×2
- 条件1
sort文に指定したワークバッファサイズ≧Eのとき
- 条件2
sort文に指定したワークバッファサイズ<Eのとき
- E:バッファサイズ
- マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」の「データベース作成ユティリティ(pdload)」の「ソート用バッファサイズ」で求めたバッファサイズ
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- a:入力行数×LOB列数
- b:入力行数(繰返し列の場合は入力行数×要素数)
- c:LOB列数
- d:インデクスのキー長
- 「表16-5 インデクスのキー長一覧」を参照してください。ただし,可変長データの場合は単一列でも複数列として扱い,定義長の最大値で計算してください。
- e:既存の行数(繰返し列の場合は既存行数×要素数)
- f:エラーデータ件数
- g:source文のerrdataオペランドで指定する出力行数
- h:平均ソースレコード長
- k:抽象データ型の列がある場合は300
- ない場合は120
- m:DAT形式,又はpdrorgで出力したバイナリ形式のファイルの場合は0
- そのほかの場合は(入力ファイルの1行のレコード長×4)
- p:インデクス格納RDエリアを初期化した場合は(b+e)
- そのほかの場合はb
- q:次に示す値
- LOB用RDエリアに格納された抽象データ型の場合は27
- 定義長255バイト以下の抽象データ型の場合は(キー長+2)
- 定義長256バイト以上の抽象データ型の場合は2
- 代表的な抽象データ型の値を次に示します。
- SGMLTEXT型の場合は27
- FREEWORD,GEOMETRY,及びXML型の場合は2
- r:LOB格納RDエリア数
- s:サーバ数
- y:キー構成列がすべて固定長の場合は10
- キー構成列に可変長を含む場合は12
- I:インデクス数
- R:表,又はインデクスの分割RDエリア数
- 注
- インデクス情報ファイル及びソート用ワークファイルの容量を算出するとき,インデクス構成列が繰返し列の場合はb及びeは行数ではなく,行数×要素数となります。
- 注※
- -mオプションでインフォメーションメッセージ出力抑止レベルにlvl2を指定した場合に出力されます。
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