スケーラブルデータベースサーバ HiRDB ファーストステップガイド(Windows(R)用)

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4.7.1 基礎知識

データを格納していくうちに,セットアップ時に用意したRDエリアの容量が足りなくなることがあります。このような場合,RDエリアを拡張することでデータを格納する領域を増やすことができます。RDエリアの拡張は,pdmodコマンド(データベース構成変更ユティリティ)で行います。

<この項の構成>
(1) pdmodコマンド(データベース構成変更ユティリティ)でRDエリアを拡張します
(2) RDエリアの拡張手順

(1) pdmodコマンドデータベース構成変更ユティリティ)でRDエリアを拡張します

表にデータを追加していくと,RDエリアの残容量が少なくなっていきます。残容量が少なくなったら,pdmodコマンドのexpand rdarea文でRDエリアを拡張します。

なお,pdinitコマンドのcreate rdarea文でオペランドextensionを指定すると,RDエリアの自動増分を設定することができます。自動増分とは,RDエリアの容量が不足したとき自動的にRDエリアを拡張する機能です。詳細については,マニュアル「HiRDB Version 7コマンドリファレンス(Windows(R)用)」のpdinitの個所を参照してください。

(2) RDエリアの拡張手順

RDエリアを拡張する手順を図4-11に示します。

図4-11 RDエリアを拡張する手順

[図データ]