スケーラブルデータベースサーバ HiRDB ファーストステップガイド(Windows(R)用)
自動ログアンロード機能を使っている場合のバックアップの取得を行います。
バックアップ対象は,全RDエリア(マスタディレクトリ用RDエリア,データディレクトリ用RDエリア,およびデータディクショナリ用RDエリアを含む)です。バックアップ取得モードは,rとします。
なお,ここで取得したバックアップは「4.5 データベースを回復する」の演習で使用するので,保存しておいてください。
自動ログアンロード機能が動作しているか確認します。次のコマンドを実行してください。
C:\>pdlogatul -d sys |
AUTO_LOG_UNLOADの値が「ACTIVE」になっていることを確認してください。
HOSTNAME : s10380720(170005) SERVER_NAME:sds01 AUTO_LOG_UNLOAD NOW_UNLOAD_LOG_GROUP CREATE_DIR ACTIVE **** C:/win32app/hitachi/hirdb_s/area/unloadlog/ CURRENT LOG GENERATION INFO. LOG_GROUP GEN_NO. SERVER_RUN_ID RUN_ID UNLOAD_FILE_NAME log1 1 404d793d 404d7935 sds01_404d793d0001_log1 |
現用のシステムログファイルをスワップします。次のコマンドを実行してください。
C:\>pdlogswap -d sys -w |
スワップしたシステムログファイルがアンロードされたことを確認します。次のコマンドを実行してください。
C:\>pdlogls -d sys |
Statusの3カラム目に「u」(アンロード待ち状態)のシステムログがないことを確認します。アンロード待ちのシステムログがある場合,少し時間をおいてから確認してください。
HOSTNAME : s10380720(170332) Group Type Server Gen No. Status Run ID Block No. Ex-Status log1 sys sds01 1 os-d--u 404d7935 1 1 -------- log2 sys sds01 2 oc-d--u 404d7935 2 2 -------- log3 sys sds01 0 os----- 00000000 0 0 -------- log4 sys sds01 0 os----- 00000000 0 0 -------- log5 sys sds01 0 os----- 00000000 0 0 -------- log6 sys sds01 0 os----- 00000000 0 0 -------- |
全RDエリアのバックアップを取得(システム全体のバックアップを取得)するため,-aを指定してデータベース複写ユティリティを実行します。次のコマンドを実行してください。
C:\>pdcopy -m C:\win32app\hitachi\hirdb_s\area\rdsys02\rdmast -a -M r -b C:\hirdb\pdcopy\backup03 -p C:\hirdb\pdcopy\list03.txt |
自動ログアンロード機能の動作状態を表示して,取得したバックアップを使ってデータベースを回復するときに必要なアンロードログファイルを確認します。次のコマンドを実行してください。
C:\>pdlogatul -d sys |
UNLOAD_FILE_NAMEに示されているアンロードログファイル名を確認して,保管してください。取得したバックアップを使って最新の状態にデータベースを回復する場合,このファイル,およびこれ以降にアンロードされるファイルが必要になります。
HOSTNAME : s10380720(170005) SERVER_NAME:sds01 AUTO_LOG_UNLOAD NOW_UNLOAD_LOG_GROUP CREATE_DIR ACTIVE **** C:/win32app/hitachi/hirdb_s/area/unloadlog/ CURRENT LOG GENERATION INFO. LOG_GROUP GEN_NO. SERVER_RUN_ID RUN_ID UNLOAD_FILE_NAME log1 1 404d793d 404d7935 sds01_404d793d0001_log1 |
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