Hitachi

DABroker


3.7.1 DABrokerの起動

DABrokerを起動するには,起動コマンドを入力します。また,DABrokerをインストールしたマシンの起動時に,自動的にDABrokerを起動する方法もあります。

〈この項の構成〉

(1) 起動コマンド

コマンド形式

# dabstart [-t] [-a]

機能

DABrokerを起動します。

使用できるユーザ

DABrokerの管理ユーザ

オプション
-t

クライアントとの通信にTCP/IPを使用することを指定します。なお,-tを省略しても標準値として-tが設定されます。

-a

エージェント処理機能を使用することを指定します。なお,-aを省略すると,エージェント処理機能は使用できませんので御注意ください。

(2) 自動起動

自動起動とは,DABrokerをインストールした端末の電源を入れた時に,自動的にDABrokerを起動させることです。自動起動は,DBPARTNER,HITSENSER5,DBPARTNER Library,又はXDM/RD外部表からアクセスする場合だけ有効です。

自動起動の設定方法については,各UNIXのマニュアルを参照してください。

エージェント処理を使用する場合は,dabstartコマンドに-aオプションを設定してください(「3.7.1(1) 起動コマンド」参照)。

この記述は,UNIXが実行する起動シェルスクリプトの中では,TCP/IPの起動よりも後にDABrokerが起動するように追加してください。

注意事項

予約処理,又は実行予約を設定しているエージェントがある場合,DABrokerを常に起動しておく必要があります。予約処理,又は実行予約を設定しているエージェントがある場合は,サーバを常時通電しておくか,自動起動設定にしておくことをお勧めします。