3.6.1 接続先データベース定義ファイルの作成
接続先データベース定義ファイルは,「3.6.1(2) ファイルでの指定形式」で示す形式で作成します。また,インストール時に提供されるサンプルを使用して作成することもできます。サンプルファイルを使う作成方法については,「3.6.1(4) サンプルファイルを使用した作成方法」を参照してください。
(1) 作成するファイルの名称及び格納先
次に,接続先データベース定義ファイルのファイル名及び格納先を示します。
- 作成するファイルの名称
-
dadbenv
- ファイルの格納先
-
DABroker運用ディレクトリ/conf
(2) ファイルでの指定形式
接続先データベース定義ファイルでは,データベースに接続するための情報を次に示すような形式で指定します。データベース種別ごとにデータベース名を指定し,データベース名には,ホスト名,ポート番号などの情報を対応させます。
なお,ファイル内で複数のデータベース種別の指定ができます。また,一つのデータベース種別に対して,複数のデータベース名を指定できます。
(3) ファイル作成時の注意事項
-
ファイル内では,大文字,小文字を区別します。
-
「#」以降は,コメントとして扱います。
-
「=」の前後に空白文字,又はタブコードなどの不要な文字を入れないでください。入れた場合はエラーとなります。
(4) サンプルファイルを使用した作成方法
提供するサンプルファイル(/opt/DABroker/sample/dadbenv)を使用して作成することもできます。次に,作成手順を示します。
-
サンプルファイルを「DABroker運用ディレクトリ/conf」にコピーする。
-
コピー先ファイルの設定項目の標準値を必要に応じて変更する。また,値が設定されていない項目には値を入力する。
-
ファイルを保存する。