ストリームデータ処理基盤 uCosminexus Stream Data Platform - Application Framework アプリケーション開発ガイド

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4.4.25 外部定義ストリーム間演算関数

<この項の構成>
(1) 形式
(2) 機能
(3) オペランド
(4) 構文規則
(5) 注意事項
(6) 使用例

(1) 形式

外部定義ストリーム間演算関数::=$*<関数グループ名>.<関数名>
           〔'['<定数>〔,<定数>〕…']'〕
           '('<ストリーム名>〔,<ストリーム名>〕…')'
           〔▲AS▲'('<相関名>〔,<相関名>〕…')'〕

(2) 機能

4.4.24 ストリーム間演算関数」に指定する外部定義ストリーム間演算関数を指定します。

(3) オペランド

$*

外部定義ストリーム間演算関数であることを示す記号です。

関数グループ名

外部定義ストリーム間演算関数の実装クラスを定義するグループ(関数グループ)の名称(外部定義関数定義ファイルのFunctionGroupタグのname属性の指定値)を指定します。

関数名

外部定義ストリーム間演算関数の実装メソッドを識別する関数の名称(外部定義関数定義ファイルのStreamFunctionタグのname属性の指定値)を指定します。

<定数>

外部定義ストリーム間演算関数に設定する初期化パラメーターを定数で指定します。定数については,「4.4.19 定数」を参照してください。

定数に指定できる個数は,0〜16個です。

<ストリーム名>

外部定義ストリーム間演算関数の入力ストリーム名を指定します。

ストリーム名に指定できる個数は,1〜16個です。

<相関名>

ストリーム間演算関数の使用個所ごとに,出力ストリームの列名を区別して指定したい場合に,列名の別名を指定します。なお,外部定義ストリーム間演算関数の定義数(外部定義関数定義ファイルのReturnInformationタグの数)と合わせる必要があります。

相関名に指定できる個数は,0〜3,000個です。

(4) 構文規則

相関名を指定した場合,後続のクエリの列指定または列名では,相関名を指定してください。外部定義関数定義ファイルで指定した列名(ReturnInformationタグのname属性)は使用できません。

(5) 注意事項

(6) 使用例

ストリームs1のデータを外部定義ストリーム間演算関数に渡し,結果をストリームq1として出力します。下線部が外部定義ストリーム間演算関数の部分です。

REGISTER QUERY q1 $*FG1.STREAM_FUNC[10,1.0,'efg'](s1) AS (ca,cb,cc,cd,ce);