ストリームデータ処理基盤 uCosminexus Stream Data Platform - Application Framework アプリケーション開発ガイド

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4.4.19 定数

<この項の構成>
(1) 形式
(2) 機能
(3) オペランド
(4) 構文規則
(5) 注意事項
(6) 使用例

(1) 形式

定数::={文字列定数|数定数}
    文字列定数::={<日付データ>|<時刻データ>|
                   <時刻印データ>|<文字列>}
    数定数::={<整数定数>|<浮動小数点定数>|<10進定数>}

(2) 機能

定数を指定します。一つ以上の値を指定できます。

(3) オペランド

文字列定数

日付データ,時刻データ,時刻印データ,または文字列を指定します。データ型はVARCHAR型です。

<日付データ>
日付データの指定については,「3.2.6(2) 日付データの規定の文字列表現」を参照してください。
<時刻データ>
時刻データの指定については,「3.2.6(3) 時刻データの規定の文字列表現」を参照してください。
<時刻印データ>
時刻印データの指定については,「3.2.6(4) 時刻印データの規定の文字列表現」を参照してください。
<文字列>
文字列の指定については,「3.2.6(1) 定数の種類と表記方法」を参照してください。

数定数

整数定数,浮動小数点定数または10進定数を指定します。

<整数定数>
整数定数のデータ型は,数字の末尾にLまたはlを指定するとBIGINT型になります。数字だけを指定すると,INTEGER型になります。
整数定数の指定については,「3.2.6(1) 定数の種類と表記方法」を参照してください。
<浮動小数点定数>
浮動小数点定数のデータ型はDOUBLE型です。
浮動小数点定数の指定については,「3.2.6(1) 定数の種類と表記方法」を参照してください。
<10進定数>
10進定数のデータ型はDECIMAL型またはNUMERIC型です。
10進定数の指定については,「3.2.6(1) 定数の種類と表記方法」を参照してください。

(4) 構文規則

ありません。

(5) 注意事項

(6) 使用例

リレーションs1の列aの値に-5.3を加算し,列bに4を乗じた結果を出力します。下線部が定数の部分です。

REGISTER QUERY q1 SELECT -5.3+s1.a AS xxx, 4*s1.b AS xxy FROM s1[ROWS 100];