uCosminexus DocumentBroker Object Loader Version 3
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1.1 DocumentBroker Object Loaderとは
ここでは,DocumentBroker Object Loaderの概要について説明します。
DocumentBroker Object Loaderは,オブジェクトローダとオブジェクトエクスポートで構成されるDocumentBrokerのためのユティリティ機能製品です。オブジェクトローダは,ユーザが定義した情報に基づいて,オブジェクトをDocumentBrokerのデータベースへ登録するユティリティです。オブジェクトエクスポートは,ユーザが定義した情報に基づいて,構築済みであるDocumentBrokerの文書空間のオブジェクトデータを取得して,オブジェクトローダの入力データを生成するユティリティです。
- オブジェクトローダ
- オブジェクトローダは,データベースへオブジェクトを登録する場合に,DocumentBrokerが提供するクラスライブラリのインタフェースを経由しないで,直接HiRDBのSQLを発行して登録します。
- オブジェクトローダを利用してデータベースに登録できるオブジェクトは次のとおりです。詳細については,「1.4.1 処理概要(オブジェクトローダ)」を参照してください。
- オブジェクトエクスポート
- オブジェクトエクスポートは,文書空間のオブジェクトデータを取得する場合に,ユーザ設定条件に該当するオブジェクトをHiRDBのSQLを発行して抽出し,抽出データをオブジェクトローダの入力データファイルのフォーマットで出力します。
- オブジェクトエクスポートを利用して抽出できるDocumentBrokerのクラスのインスタンスは次のとおりです。詳細については,「1.5.1 処理概要(オブジェクトエクスポート)」を参照してください。
- 文書およびコンテナに対する関連オブジェクト(DCRだけ)
- バージョン付き文書およびコンテナに対する関連オブジェクト(DCRだけ)
- コンテナおよびコンテナ間の関連を示す関連オブジェクト(DCRだけ)
- 独立永続化クラス
- 可変長配列
- オブジェクトごとのアクセス制御情報(ACL)データ
抽出できるアクセス制御情報は,アクセス制御フラグ(ACFlag)だけです。
- 構成管理コンテナ
- XML文書
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