JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 運用ガイド
N+1コールドスタンバイ機能には,N+MコールドスタンバイとN+1コールドスタンバイという2つの構成があります。
N+Mコールドスタンバイは,現用系サーバモジュールと予備系サーバモジュールがn:mで構成されます。予備系サーバモジュールを複数用意することで,複数のサーバ障害にも対応できるため,システムの可用性が向上します。N+Mコールドスタンバイでは,障害発生時のサーバモジュールの切り替え方式は次のとおりです。
これに対して,N+1コールドスタンバイは,現用系サーバモジュールと予備系サーバモジュールがn:1で構成されます。サーバモジュールに障害が発生した場合,ディスクパスの切り替えによって,障害が発生している現用系サーバモジュール(業務サーバモジュール)が切り離され,予備系サーバモジュールに接続されます。N+1コールドスタンバイの動作については,「9.2.4 N+1コールドスタンバイ(ディスクパス切替え方式)の動作」を参照してください。
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