JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 設計・構築ガイド

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4.5.6 接続先マネージャサービスの設定(エージェントサービス)

エージェントサービスでは,接続先のマネージャサービスのIPアドレスを設定します。08-70以降のエージェントサービスの場合,環境設定コマンドを使用して設定することもできます。手順を次に示します。

<この項の構成>
(1) 環境設定ユティリティでの設定手順
(2) 環境設定コマンド(scagtcfgコマンド)での設定手順

(1) 環境設定ユティリティでの設定手順

  1. 環境設定ユティリティで[エージェントサービス]タブを選択する
    [エージェントサービス]タブが表示されます。

    [図データ]

  2. [登録/削除]ボタンをクリックする
    [接続先マネージャサービス登録/削除]ダイアログボックスが表示されます。

    [図データ]

  3. 接続先マネージャサービスのIPアドレスまたはホスト名を入力する
    1〜256バイトの範囲で入力してください。
    注意
    マネージャサービスをクラスタ構成にしている場合は,接続先マネージャサービスのIPアドレスとして,論理IPアドレスを指定してください。
  4. 接続先マネージャサービスのコメントを入力する
    1〜256バイトの範囲で入力してください。
  5. [↓リストに追加]ボタンをクリックする
    マネージャサービスリストへ新規に登録されます。なお,エージェントサービスの場合,接続先マネージャサービスは4個まで登録できます。

(2) 環境設定コマンド(scagtcfgコマンド)での設定手順

scagtcfgコマンドで接続先のマネージャサービスのIPアドレスを設定するには,scagtcfgコマンドで使用する設定内容ファイルの「UpperPrimary」および「Primary_Address1」の値を変更し,-iオプションで設定内容を反映してください。

注意
  • 「UpperPrimary」および「Primary_Address1」の値は必ず同じにしてください。
  • マネージャサービスをクラスタ構成にしている場合は,接続先マネージャサービスのIPアドレスとして,論理IPアドレスを指定してください。